ドバイ経済特区JAFZA進出可能性について
去る6月3日に大阪の梅田でK2マネジメントソリューションズ様主催で開催されたセミナーにお誘い頂いて出席してきました。主催社様は、JAFZAの正規代理店でJAFZA進出企業のサポートをワンストップで受託されている会社様です。サポートは、多岐に渡り、仕入れ開拓から事務作業までほぼ全ての業務のサポートを行ってくださるようです。低投資で進出が可能。
三菱東京UFJ銀行様も主催なのかな・・・ここら辺は、分かりかねますが、ドバイからの講師陣も同時通訳で講演をされていました。
要は、日本の企業向けに今後かなり伸びしろのある市場に興味を持ってもらうことが目的のセミナーですね。ドバイの方が構想されている内容は、かなりの市場を創り出すことがお話をお伺いしていても感じることができました。100名以上が参加されていたので興味を持った会社さんも多いと予想されますが、具体的に参入イメージが出来なかったのではという気がいたしております。
私が出席した理由は、ECの進出も視野に入れているとのことなのでお付き合い先のための情報収集をするためでした。
※海外への投資話は即座に怪しいと思われて情報遮断される方も多いと思いますが、本件は怪しい話ではありません。
JAFZAとは・・・ジュベル・アリ・フリーゾーンの略で経済特区としてドバイに存在しています。非課税。
参入して成功できるか?
中国通販の時にも書きましたが、本気度というのは当然必要になるでしょう。それは、前提として私見を書きます。まだ事例が多くないことが予想されるため、事例主義の経営者にはまだ不向きかなと思います。この点が、前述した参入イメージが湧きにくいという点に繋がっています。
投資が数百万円でできる可能性があることから低投資で参入ができる点、非課税ということもあり、節税メリットも見込める点から成功する可能性は十分にあると思っています。
※何を以て成功と定義するかは、ここでは投資回収ができるということを意味しています。
但し、文化と人を理解する必要があるでしょう。イスラム教には厳格な宗教プロセスが存在しており、生活に於いて制約があります。ハラールと呼ばれる食生活が代表的な例でしょう。基本的に身体に悪いと考えられる食品は口にしないという考えがあり、それらを犯すと非合法になります。従って食品を輸出、もしくは食品を現地で提供する場合、ハラール認証という認定を受ける必要があります。
このあたりのお話は、K2マネジメントソリューション様のセミナーに参加されるか問い合わせて頂く方が良いかと思います。
すなわち、日本で行っている通常の商慣習だけではなく、特に厳格なイスラム教徒の多い国での商売を行わなければなりません。日本人の感覚で商売を行うとまず成功できないでしょう。
本気度がある、宗教及び人への理解をする、そしてとにかく飛び込める会社なら市場はありますから成功できると思料します。
どのような商材、サービスなら良さそうかは、現地に一度訪れて目で見る必要があると存じます。
最後に
結局、分からないという結論です。ただ、ドバイサイドが本気でとてつもなく大きい市場、ビジネス、仕組みを作ろうとしているのは肌感覚で分かります。
ご興味がある方は是非、セミナー等で話を聞いてみてください。